持ち帰りで新規顧客の開拓
店内で食事やお茶を楽しめるのがカフェの特徴ですが、こぢんまりとした隠れ家的な雰囲気のお店にはそれなりの楽しみ方があります。
最近では、こぢんまりしたお店ほど持ち帰り用のメニューを用意していることが多く、実は美味しいメニューが隠れていたり、ということもあるようです。
常連客であれば店内の雰囲気も、常連客にだけ許されるような裏メニューなどが提供されることがありますが、今では裏メニューをランチ用に提供するカフェもあります。
ひっそりと場所にある名店の雰囲気で美味しい持ち帰りメニューがあれば嬉しい発見になるでしょう。
しかし、カフェにとっては店内で飲食をしてもらった方が利益が上がります。
テイクアウトメニューは新規顧客の開拓の重要なアイテムなのです。
特にお昼のランチタイムには飲食店はかなりの混雑ですし、テーブルで待たされることもありますが、テイクアウトなら時間をロスすることがありません。
カフェのテイクアウトが美味しかったから今度は店内でと来店してくれれば、双方にとって大きなメリットにもなります。
カフェのランチで栄養管理や新しいレシピの発見
カフェのランチといえば、季節感あふれるメインのお肉やお魚をはじめ、色とりどりの野菜をおしゃれに組み合わせたイメージがあります。
最近では目に鮮やかなだけでなく、五穀米を使ったご飯やビタミン・ミネラルなど現代人に不足だと指摘されている栄養素を積極的にメニューに取り入れてくれています。
健康志向の人は手作りのお弁当という定番を覆し、今では栄養管理ができるランチを提供するカフェが増えているのが現状です。
また、店内の雰囲気でお茶を楽しむ場所でもありますが、個人ではなかなか味わえない健康茶やお店のオリジナルブレンドティーなど新しい発見もあります。
カフェ本といわれるレシピ本を発行する店舗もあり、お店の雰囲気を味わいながらお昼に食べたあのメニューのレシピも真似できるかも、と嬉しい出会いもあります。
気になったお店をちょっと覗くだけでもという、軽い気持ちで新しい発見ができるのもカフェの醍醐味ではないでしょうか。