カフェの雰囲気は価格で左右

カフェの雰囲気は価格で左右 仕事が終わってから、あるいは買物の途中にコーヒーを飲む時、スイーツを食べる時などは、大手のコーヒーショップを利用するという人も多いでしょう。
こういうショップは、特にオフィス街やショッピングゾーンに集中していること、味や値段もわかっていることなどから、利用しやすいのが魅力です。
しかしたとえばデートの時、たまにしか会えない友達と会う時などは、ちょっと雰囲気のあるカフェを利用したいものです。
この手の店は確かに価格は高いです。大手のコーヒーショップなら200円台で飲めるコーヒーが、500円かそれ以上することも珍しくありません。
ただしこういったカフェは、雰囲気が売り物です。そしてコーヒーやスイーツも、店主が厳選した物であることが多いのです。つまりそういうのにお金を払っているとすれば、多少価格が高くてもそう気にはなりません。
大手のコーヒーショップだけでなく、時と場合によってこういうカフェと使い分けるのも、また一種の贅沢であるといえるでしょう。

カフェと喫茶店の違いについて 両者にはこんな違いがあった

カフェと喫茶店の違いについて 両者にはこんな違いがあった 喫茶店とは、コーヒーや紅茶などの飲み物や菓子・果物・軽食・などを中心に客に供する飲食店のことです。一方、カフェとは特に日本で、フランスのカフェを意識した店舗などをそう呼ぶ場合が多いようです。
フランスで現存する最古の店舗はパリの「カフェ・プロコップ」で、1686年の創業です。18世紀に入るころには300軒ほどの店舗があり、フランス革命前には700軒ほどありました。
かたや日本においては1888年に開業した「可否茶館」が本格的な形態でのさきがけとなりました。
外務省を退職した鄭永慶が現在の台東区上野に開店したこの店はトランプやビリヤードなどの娯楽品や、国内外の新聞・書籍などを備えていて、現代でいう複合喫茶の様相を示していました。
日本では、大正から昭和初期にかけて女給によるサービスを特色としたカフェーが多く営業していました。
なお純喫茶という呼称は、これに対して純粋にコーヒーを売りにする喫茶店という意味合いで付けられています。